スーパーでコンソメを探すのに困ったことはありませんか?私も初めてスーパーで料理用のコンソメを探した時、あちこち歩き回った経験があります。「調味料コーナー?それともスープの近く?」と迷いがち。
この記事では、スーパーマーケットでのコンソメの売り場情報から、人気商品おすすめランキングまでご紹介します。
記事のポイント
- スーパーでコンソメが置いてある場所の情報
- 人気のコンソメおすすめランキング2025年版
- コンソメとブイヨンの違いと使い分け方
スーパーでのコンソメの売り場情報とおすすめの選び方

スーパーマーケットでコンソメを探す際、多くの方が「どこの売り場にあるんだろう?」と迷われます。一般的なスーパーでは調味料コーナーに配置されていることが多いですが、店舗によって場所が異なる場合もあります。例えば、大型スーパーではスープの素コーナーに置かれていることも。初めて購入する場合は、店内マップを確認するか、店員さんに聞くのが確実です。
コンソメは料理の味の決め手となる重要な調味料です。和食に「だし」があるように、洋食には「コンソメ」が欠かせません。パスタやスープ、炒め物など幅広い料理に使える万能調味料なので、キッチンに一つは常備しておきたいアイテムです。
スーパーでコンソメが置いてある一般的な売り場
コンソメを探す際の参考になるよう、一般的な売り場情報をまとめました。スーパーによって配置は異なりますが、以下の場所を確認してみてください。
調味料・香辛料コーナーには、塩やコショウなどの基本調味料と一緒に置かれていることが最も多いです。特に「洋風調味料」や「中華調味料」などと分類されているエリアをチェックしましょう。顆粒タイプやキューブタイプのコンソメが並んでいることが多いです。
スープの素・だしコーナーでは、和風だしの隣にコンソメが配置されていることがあります。特に最近のスーパーでは「だし・スープの素」としてまとめられている場合が増えています。このエリアでは、即席スープと一緒に置かれていることも多いので、カップスープの近くもチェックしてみると良いでしょう。
輸入食品コーナーには、マギーやクノールなどの外国ブランドのコンソメやブイヨンが置かれていることがあります。高級スーパーや輸入食品を多く扱うスーパーでは、このコーナーを確認してみると良いでしょう。本格的なブイヨンや珍しいフレーバーのコンソメが見つかることも。
即席スープコーナーには、粉末タイプのコンソメスープと一緒に、調理用のコンソメ顆粒も置かれていることがあります。カップスープや春雨スープなどと同じ棚に並んでいるケースもあるので、見落とさないようにしましょう。
人気スーパー別コンソメの取り扱い情報
各スーパーチェーンによってコンソメの取り扱いや売り場が異なります。主要なスーパーでの情報をまとめました。
イオンでは、トップバリュのプライベートブランドコンソメが充実しています。価格も手頃で品質も良いと評判です。一般的には調味料コーナーに置かれていますが、大型店舗では輸入食品コーナーにも外国産コンソメがあることがあります。トップバリュの「顆粒コンソメ」は100g入りで200円前後とコスパも良好です。添加物を抑えた商品ラインナップもあるので、小さなお子さんがいるご家庭でも安心して使えます。
セブン&アイグループのスーパーでは、セブンプレミアムのオリジナルコンソメが人気です。特にキューブタイプは溶けやすさにこだわった商品設計で、料理初心者にも使いやすいと評判です。一般的には調味料売り場に置かれていますが、店舗によってはスープコーナーに配置されていることもあります。
成城石井などの高級スーパーでは、輸入ブイヨンの取り扱いが充実しています。フランスやイタリアから輸入した本格的なブイヨンキューブや、有機素材にこだわったプレミアムコンソメなどが見つかります。価格は一般的なスーパーより高めですが、味の深みが違うと料理好きの方に人気です。輸入食品コーナーか調味料コーナーの高級ライン棚に配置されていることが多いです。
業務スーパーでは、大容量パックのコンソメがお得に購入できます。家族が多い方や、コンソメをよく使う方にはコスパ抜群です。500gや1kgなどの大容量商品があり、一般のスーパーよりも単価が安いのが魅力です。調味料コーナーの業務用サイズ商品と一緒に置かれていることが多いです。
コンソメ購入時のチェックポイント
コンソメを選ぶ際には、いくつかのポイントをチェックすると失敗がありません。料理の用途や好みに合わせて選びましょう。
顆粒タイプかキューブタイプかは、使い勝手に大きく影響します。顆粒タイプは計量がしやすく、少量から調整できるのが特徴です。特にスープや炒め物など、繊細な味付けが必要な料理に向いています。一方、キューブタイプは保存性に優れ、1個あたりの使用量が決まっているので便利です。煮込み料理やカレーなど、しっかりとした味付けの料理に適しています。家庭での使用頻度や料理のタイプによって選ぶと良いでしょう。
チキン味かビーフ味かの選択も重要です。チキンコンソメは野菜や鶏肉との相性が良く、あっさりとした味わいが特徴。スープや炒め物に向いています。対してビーフコンソメは、コクと旨味が強く、煮込み料理やカレーのベースに適しています。どちらも使いたい場合は、両方を常備するか、最近では「ミックス」タイプも販売されていますので、そちらを選ぶのもおすすめです。
添加物の有無も確認したいポイントです。特に小さなお子さんがいるご家庭や、健康を意識している方は、無添加や減塩タイプを選ぶと良いでしょう。プライベートブランドでも無添加・減塩商品が増えてきているので、商品パッケージの成分表示をチェックしてみてください。「化学調味料不使用」「合成着色料不使用」などの表示がある商品もあります。
料理の用途に合った商品選びも大切です。例えば、スープをよく作る家庭なら顆粒タイプ、カレーやシチューなどの煮込み料理が多い家庭ならキューブタイプが便利です。また、パスタソースに使うことが多い場合は、イタリアンテイストのコンソメやブイヨンを選ぶと風味が引き立ちます。自分がよく作る料理のタイプを考えて選びましょう。
人気コンソメ商品ランキングとおすすめ商品
スープだけでなく、様々な料理のコク出しや味付けに大活躍するコンソメ。多くのメーカーから固形タイプや顆粒タイプ、無添加タイプなど様々な商品が発売されています。
近年では、無添加商品や利便性を高めた商品が増えています。また、SDGs対応で環境に配慮したパッケージの商品も多く登場しています。価格帯は100g当たり200円〜600円程度と幅広いですが、最近はプライベートブランドの品質向上により、リーズナブルな価格でも満足度の高い商品が増えています。
今回は消費者の口コミや販売データをもとに、「味」「コスパ」「使いやすさ」を総合的に評価したコンソメのTOP5をご紹介します。
コンソメ人気ランキングTOP5
1位:味の素「味の素KKコンソメ 顆粒タイプ」
- 味の評価 ★★★★★
牛肉と香味野菜のコクがギュッと詰まった深い風味が特徴。「旨みと塩味のバランスが抜群」「料理に深みが出る」という口コミが多数。クセがなく、どんな料理にも合わせやすい味わいです。 - コスパの評価 ★★★★★
最安値132円(50g)と非常にリーズナブル。家庭用常備品としてコスパは抜群です。60g、85g、170gなどさまざまなサイズがあるため、使用頻度に合わせて選べるのも魅力です。 - 使いやすさの評価 ★★★★★
顆粒タイプで溶けやすく、計量も簡単。少量から自在に調整できるので「ひと味足りないときにちょい足しできて良い」という声も多数。サラサラとした顆粒状で、炒め物やサラダなど水分の少ないメニューにも使いやすいのが高評価につながっています。 - 総合評価
macaroni読者アンケートでも1位を獲得。根強いファンが多く、「コンソメはこれに限る」「ずっと愛用している」という声が圧倒的でした。日本の家庭で最も普及しているコンソメといえるでしょう。
参考記事:市販コンソメのおすすめランキングTOP10!人気の商品一覧【無添加・減塩】|macaroni
2位:平和食品工業「コンソメスープ」
- 味の評価 ★★★★★
ビーフとチキン、野菜の旨みをバランスよく配合した深みのある濃厚な味わい。コクと香りが豊かで、料理のベースアップに最適です。化学調味料や着色料を使用していないのに本格的な味が評価されています。 - コスパの評価 ★★★★
最安値616円(120g)と中価格帯ですが、化学調味料無添加の高品質コンソメとしては良心的な価格設定。コストパフォーマンスに優れています。 - 使いやすさの評価 ★★★★
顆粒タイプで使いやすく、保存用チャック付きパッケージで保存性も良好。少量から調整しやすく、様々な料理に活用できます。 - 総合評価
2025年の調査では、マイベストのランキングで1位を獲得。風味豊かな本格派コンソメとして、料理好きの方から高い支持を得ています。
参考記事:コンソメのおすすめ人気ランキング【2025年】|mybest
3位:味の素「味の素KKコンソメ 固形タイプ」
- 味の評価 ★★★★★
じっくり煮込んだ牛肉と香味野菜のうまみが凝縮されたコク深い味わい。ひとつで料理の味がバシッと決まるのが特徴で、「旨みと塩味のバランスが抜群」「料理に深みが出る」という評価を得ています。 - コスパの評価 ★★★★
最安値267円(5個入り)からさまざまなサイズが展開。大容量タイプを選べば経済的です。固形1個あたりの価格も手頃で、計量不要なのでムダがありません。 - 使いやすさの評価 ★★★★
計量の手間がなく、鍋に入れるだけで簡単にスープが作れるのが最大の魅力。固形タイプはゆっくり溶けて旨みが浸み込むため、スープとの相性が抜群です。個包装で湿気にくく保存性も高いです。 - 総合評価
macaroniのランキングでは2位を獲得。「手で簡単に砕けて必要な分だけ使える」など使いやすさも評価され、固形タイプの定番として長年愛用されています。
4位:ネスレ日本「マギー コンソメ 無添加」
- 味の評価 ★★★★★
自然な旨みにこだわり、香料・着色料を使わずに仕上げた本格派。素材の味を引き立て、料理に深みをプラスする点が高く評価されています。「無添加でありつつもコクがある」と、自然な味わいを重視する方に人気です。 - コスパの評価 ★★★★
最安値487円(36g 4.5g×8本)と、無添加商品としては手頃な価格設定。健康志向の高い方にとっては、コストパフォーマンスの高い選択肢です。 - 使いやすさの評価 ★★★★★
個包装のスティックタイプで、使いたい分だけ使えるのが便利。「顆粒タイプだから量の調節がしやすい」「スティック状で開封しやすく、料理にサッと使える」と、使い勝手の良さが高評価です。 - 総合評価
macaroniのランキングでは3位を獲得。塩味が控えめで脂質ゼロ、無添加という健康面の配慮が支持を集め、「塩気がほど良くやさしい味」という声も多数寄せられています。
5位:理研ビタミン「コンソメゴールド」
- 味の評価 ★★★★
野菜の旨味を主体に、各種呈味成分やスパイスをバランスよく配合したコンソメスープの素。あっさりとした味わいながらも、深い風味を持つのが特徴です。 - コスパの評価 ★★★★★
最安値702円(500g)と大容量でありながらリーズナブル。業務用・頻繁に使う人には特にお得で、コストパフォーマンスは非常に高いといえます。 - 使いやすさの評価 ★★★★
大容量500g入りで、たっぷり使いたい方に便利。スープだけでなく、あらゆる料理のベースとしても活躍する汎用性の高さも魅力です。 - 総合評価
マイベストのランキングでは2位を獲得。大容量で使い勝手が良く、コスパ重視の方に特におすすめの商品です。
番外編:コスパ最強の業務スーパー「コンソメ」
特筆すべきはコスパの高さで、300gで351円(税抜)という驚きの価格設定。一般的なコンソメの半額以下で購入できるため、「遠慮なく使える」という点が高く評価されています。顆粒よりさらに溶けやすい粉末状で、さっぱりとした味わいが特徴。「化学調味料含有」という点では無添加志向の方には向きませんが、コストパフォーマンス重視の方や大量に使いたい方には最適な選択肢です。
コンソメとブイヨンの違いと活用レシピ
コンソメとブイヨンは似ていますが、実は違いがあります。それぞれの特徴を理解して最適な料理に活用しましょう。
コンソメとブイヨンの基本的な違い
コンソメとブイヨン、よく混同されがちですが、厳密には異なる食材です。まずはその違いを明確にしておきましょう。
ブイヨンは、肉や野菜、香味野菜などを水から煮出して作る基本的なだし汁のことです。素材の旨味が抽出された、シンプルで奥行きのある味わいが特徴です。フランス料理の基本となるものであり、様々な料理のベースとして使われます。本来は材料から時間をかけて作るものですが、現在は固形や顆粒、ペーストなど手軽に使える形で市販されています。
コンソメは、ブイヨンをさらに卵白などで澄ませて濾した透明スープのことを指します。フランス料理では「consommé(コンソメ)」と呼び、「澄ませる」という意味があります。澄んだ見た目と繊細な味わいが特徴で、より洗練された料理に使われることが多いです。日本で市販されている「コンソメ」の多くは、この工程を経ていない場合もありますが、ブイヨンよりも風味調整がされていることが多いです。
顆粒タイプとキューブタイプの違いも重要です。顆粒タイプは溶けやすく、量の調整が簡単なため、日常使いに便利です。一方、キューブタイプは保存性に優れ、一定量ずつ使えるため無駄が少ないのが特徴。また一般的にキューブタイプのほうが風味が長持ちする傾向があります。
どちらを選ぶかは料理の目的によって変えるとよいでしょう。毎日の家庭料理なら使いやすい顆粒タイプ、本格的な洋食を作るならキューブタイプというように使い分けることをおすすめします。
簡単おいしいコンソメスープのレシピ
コンソメを使った簡単でおいしいスープレシピをいくつかご紹介します。忙しい平日の夕食にもぴったりの時短レシピです。
野菜たっぷりコンソメスープ
玉ねぎ、人参、セロリ、キャベツなど冷蔵庫にある野菜を1cm角に切り、オリーブオイルで軽く炒めます。水を加えて野菜が柔らかくなるまで煮込み、コンソメ顆粒を加えて味を調えるだけ。最後に塩コショウで味を整え、パセリをふりかければ完成です。冷蔵庫の残り野菜を有効活用できる上、栄養バランスも良好なスープに仕上がります。
コンソメで作るリゾット
フライパンにバターを溶かし、みじん切りの玉ねぎを透き通るまで炒めます。洗ったお米を加えて炒め、油がなじんだらコンソメで溶いた熱湯を少しずつ加えていきます。米が柔らかくなるまで煮込み、最後にパルメザンチーズを加えれば、本格的なリゾットの完成です。具材はきのこや海鮮、野菜など冷蔵庫にあるもので自由にアレンジできます。
時短ポトフの作り方
鍋に水とコンソメキューブを入れて沸騰させます。一口大に切ったじゃがいも、人参、玉ねぎ、キャベツ、ウインナーなどを入れて中火で15分ほど煮込むだけ。最後に塩コショウで味を整えれば、あっという間に本格ポトフの完成です。寒い日に体が温まる一品で、作り置きしておくと翌日はさらに味がなじんでおいしくなります。
コンソメパスタのアレンジ法
通常のパスタとは一味違う、コンソメベースのパスタも簡単に作れます。フライパンにオリーブオイルとにんにくを熱し、好みの具材(ベーコンやきのこがおすすめ)を炒めます。そこにコンソメスープを加え、茹でたパスタを入れて絡めるだけ。仕上げにパルメザンチーズと黒胡椒をかければ、レストラン風の一皿の完成です。
これらのレシピはすべて30分以内で作れる簡単なものばかり。コンソメの旨味をベースに、アレンジ次第で様々な料理が楽しめます。まずは基本のレシピをマスターして、徐々に自分好みにカスタマイズしていくと良いでしょう。
まとめ|スーパーでコンソメを上手に選んで料理の幅を広げよう
スーパーでのコンソメは主に調味料コーナーの洋風だし・スープの素の棚に配置されていますが、店舗によって場所が異なることも。トップバリュなどのプライベートブランドは価格面で魅力的ですが、本格的な料理を作りたい場合はブイヨンタイプもおすすめです。人気商品ランキングを参考に、料理の用途や添加物の有無も考慮して、あなたの料理スタイルに合ったコンソメを見つけてください。スープだけでなく、さまざまな料理の隠し味としても活用して、料理の幅を広げましょう。