スーパーではちみつを探しているけれど、どの売り場にあるのか、どんな種類を選べばいいのか迷っていませんか?
多くのスーパーでは調味料コーナーや健康食品コーナーにはちみつが置かれていますが、店舗によって場所が異なり探し回ることもあるでしょう。また、純粋はちみつなのか加糖品なのか、国産と輸入品ではどう違うのかなど、選び方に悩む方も多いはず。
本記事では、スーパーでのはちみつの売り場情報から、国産・輸入品の違い、本物の選び方まで徹底解説します。純粋はちみつを手に入れるためのポイントを押さえて、健康的な生活を送りましょう。
記事のポイント
- スーパーではちみつは主に調味料コーナーにある
- 純粋はちみつと加糖品の見分け方がわかる
- 国産と輸入品の違いと選び方がわかる
スーパーではちみつはどこの売り場で買える?場所と種類を紹介

スーパーマーケットではちみつを探す際、多くの方が売り場に迷ってしまいます。「どこを探せばいいの?」という疑問は非常に多く、実際にTwitterなどのSNSでも「スーパーではちみつがどこにあるのかわからない」という声をよく見かけます。
一般的には調味料コーナーに置かれていることが多いですが、店舗によって場所が異なるため、効率よく探すためのポイントを知っておくと便利です。
ここでは、スーパーでのはちみつの定番売り場と、各チェーン店での特徴的な配置についてご紹介します。また、スーパーで購入できるはちみつの種類や特徴についても詳しく解説していきます。
スーパーではちみつが置かれている主な売り場
スーパーでははちみつはいったいどこにあるのでしょうか?お店によって場所が異なるため探し回ることも多いですが、一般的には以下の場所に配置されていることが多いです。
まず最も一般的なのは「調味料・砂糖コーナー」です。はちみつは砂糖の代替甘味料として使われることが多いため、砂糖やメープルシロップなどと同じエリアに置かれています。イオンやイトーヨーカドーなどの大型スーパーでは、ほとんどがこの配置です。調味料売り場で醤油や砂糖の近くを探してみましょう。
次に多いのは「パン売り場の近く」です。はちみつはトーストに塗って食べることが多いため、パンコーナーの近くにジャムと一緒に置かれていることがあります。特に小型スーパーではこの配置が増えています。朝食用品を一か所にまとめている売り場をチェックしてみるとよいでしょう。
また「健康食品・自然食品コーナー」に置かれていることもあります。はちみつは健康志向の高い商品としても人気があるため、サプリメントやオーガニック食品などと一緒に陳列されることがあります。特に高品質なはちみつや特殊なはちみつ(マヌカハニーなど)はこちらに置かれていることが多いです。
最後に「輸入食品売り場」も要チェックです。外国産のはちみつは輸入食品コーナーに置かれていることがあります。特にヨーロッパや米国からの輸入はちみつは、この売り場で見つかることが多いでしょう。
なかなか見つからない場合は、店員さんに尋ねるのが最も確実です。「はちみつはどこにありますか?」と聞けば親切に教えてくれるでしょう。
スーパーで買えるはちみつの種類と特徴
スーパーでは様々な種類のはちみつが販売されています。どのようなはちみつがあるのか、それぞれの特徴を知っておくと選ぶ際の参考になります。
一般的な「純粋はちみつ」は、ミツバチが花から集めた蜜を最小限の処理で瓶詰めしたものです。パッケージには「純粋はちみつ」「100%はちみつ」などと表記されています。天然のはちみつなので、栄養価が高く、自然な甘みと風味が特徴です。価格は中程度で、多くのスーパーで500g当たり800円〜1,500円程度で販売されています。
「結晶化しにくい加工はちみつ」は、結晶化を防ぐために加熱処理されたはちみつです。見た目が透明で使いやすいのが特徴です。ただし加熱処理により酵素などの栄養素が一部失われている場合があります。価格は比較的安価で、500g当たり600円〜1,000円程度のものが多いです。
特定の花由来のはちみつもスーパーで見かけます。「アカシアはちみつ」はクセがなく淡い味わいが特徴で、初めてはちみつを購入する方におすすめです。「れんげはちみつ」は日本の伝統的なはちみつで、やや濃厚な味わいがあります。「そばはちみつ」は独特の風味があり、濃い琥珀色が特徴です。これらは花の種類によって味や香り、色が異なるので、好みに合わせて選ぶとよいでしょう。
高級なものでは「オーガニック・国産はちみつ」があります。農薬の心配が少なく、品質管理が徹底されているのが特徴です。特に国産はちみつは安全性が高いと評価されていますが、価格も500g当たり2,000円〜3,000円程度と高めです。大型スーパーや自然食品を扱うスーパーで見つけることができます。
これらのはちみつは用途によって使い分けるとよいでしょう。毎日の料理や飲み物に使うなら純粋はちみつ、パンに塗るならアカシアはちみつ、健康目的ならオーガニックはちみつなど、目的に合わせて選ぶことをおすすめします。
チェーン別ハチミツ取扱いポイント
スーパーのチェーンによって、はちみつの取り扱い方法や品揃えには特徴があります。どのようなスーパーでどんなはちみつが買えるのか、主なチェーン店の特徴を見ていきましょう。
大型スーパー(イオン、イトーヨーカドー、西友など)では、種類が豊富で選びやすいのが特徴です。一般的な純粋はちみつから、アカシア、れんげ、そば、オレンジなどの単花蜜、さらには高級なマヌカハニーまで幅広く取り揃えています。また、プライベートブランドのはちみつも販売しており、比較的リーズナブルな価格で購入できます。特にイオンでは「トップバリュ」ブランドの国産はちみつが人気です。売り場は主に調味料コーナーですが、高級なはちみつは健康食品売り場に置かれていることもあります。
小型スーパー(マルエツ、サミット、ライフなど)では、基本的な商品のみ取り扱っていることが多いです。純粋はちみつやアカシアはちみつなどの定番商品が中心で、品揃えは3〜5種類程度と限られています。しかし、地域密着型のスーパーでは地元の養蜂家が作った国産はちみつを取り扱っていることもあり、掘り出し物が見つかることもあります。売り場は調味料コーナーかパン売り場の近くに置かれていることが多いです。
成城石井やKALDIなどの専門食品店では、高品質な国産はちみつや珍しい海外産はちみつが見つかることもあります。特に輸入品の取り扱いが豊富で、ラベンダー、桜、マヌカなど日本では珍しい種類のはちみつを購入できます。価格は高めですが、品質にこだわる方におすすめです。
また、最近では自然食品を扱うスーパーも増えており、オーガニックはちみつの品揃えが充実しています。無添加・非加熱にこだわったはちみつを探している方は、こうした健康志向のスーパーをチェックしてみるとよいでしょう。
どのスーパーでも、はちみつは常温保存可能な商品なので、賞味期限が長いという特徴があります。しかし人気商品は売り切れることもあるので、見つけたらまとめ買いしておくのも一つの方法です。また、シーズンによって品揃えが変わることもあるため、春から夏にかけては新しいはちみつが入荷することが多いので、この時期にチェックするのがおすすめです。
はちみつはコンビニやドラッグストアでも買える?
結論から言うと、コンビニやドラッグストアで取り扱いをしている場所はあります。
コンビニの場合、スーパーで販売しているものよりも少量のものが多く、陳列されている場所としては、パンコーナーやヨーグルト売り場の付近、またはオーガニック商品の付近にあるでしょう。
ドラッグストアの場合は、健康食品コーナーや自然食品、サプリメントのコーナーを確認してみてください。はちみつは喉を痛めた時などに有効ですし、プロポリス入の場合はとくに抗菌力が期待できます。そのため、食品コーナーよりも健康をサポートする意味で陳列されている場合が多いです。
国産はちみつと輸入品の違い|本物の純粋はちみつの選び方
スーパーで販売されているはちみつには国産と輸入品があり、品質や特徴に大きな違いがあります。「どちらを選べばいいの?」と迷う方も多いでしょう。
結論から言うと、どちらが優れているというわけではなく、用途や予算、好みによって選ぶのがおすすめです。しかし、本物の純粋はちみつを選ぶためには、いくつかのポイントを知っておく必要があります。ここでは、国産はちみつと輸入品の違い、純粋はちみつの見分け方、そして偽物はちみつを避けるためのチェックポイントを詳しく解説します。
国産はちみつと海外産はちみつの違い
国産はちみつと海外産はちみつには、品質、価格、特徴などさまざまな違いがあります。それぞれの特徴を理解して、自分に合ったはちみつを選びましょう。
国産はちみつは高品質だが高価格というのが大きな特徴です。日本では養蜂環境が限られており、生産量が少ないため、価格は500gあたり2,000円〜3,000円程度と高めです。しかし、安全基準が厳しく、農薬規制も厳格なため、安全性は高いと言えます。また、日本の四季折々の花から採取されるため、独特の風味が楽しめます。アカシア、れんげ、百花蜜(さまざまな花から集められた蜜)などが代表的です。
輸入はちみつは比較的安価で種類も豊富です。主な輸入元は中国、カナダ、アルゼンチン、ニュージーランドなどで、500gあたり800円〜1,500円程度で購入できることが多いです。大量生産が可能な国から輸入されるため価格を抑えられますが、国によって品質管理の基準が異なるため、選ぶ際は原産国をチェックすることが重要です。特に中国産は価格が安い反面、品質に不安を感じる声もあります。一方、ニュージーランド産のマヌカハニーなど、特定の地域でしか採取できない希少なはちみつもあり、これらは高品質で高価格です。
加工方法の違いも重要なポイントです。日本の国産はちみつは基本的に非加熱の「生はちみつ」が多く、酵素や栄養素がそのまま残っています。一方、輸入はちみつは長距離輸送や長期保存のために加熱処理されていることが多く、これにより結晶化は防げますが、一部の栄養素が失われる可能性があります。
花の種類による特徴の違いも見逃せません。国産のアカシアはちみつはクセがなく淡い味わいが特徴で、初心者でも食べやすいです。れんげはちみつは日本の伝統的なはちみつで、やや濃厚な味わいがあります。そばはちみつは独特の風味と濃い色が特徴です。輸入品では、オレンジやクローバーのはちみつが一般的で、それぞれ特徴的な香りと風味があります。また、マヌカハニーは健康効果で注目されていますが、価格も高めです。
はちみつを選ぶ際は、用途によって使い分けるとよいでしょう。料理や飲み物に日常的に使うなら、コストパフォーマンスの良い輸入はちみつ、そのまま味わいたいときや特別な料理には国産はちみつというように使い分けることをおすすめします。
はちみつの効果的な使い方
はちみつは、甘味料としてだけでなく、健康効果も期待できる食品です。ヨーグルトやパンにかけたり、紅茶に入れたりする以外にも、様々な活用方法があります。
例えば、はちみつには、殺菌効果や抗炎症効果があるため、風邪の予防や喉の痛みを和らげる効果が期待できます。また、整腸作用もあるため、便秘の改善にも効果的です。さらに、はちみつには、ビタミンやミネラルなどの栄養素も豊富に含まれています。
毎日の食生活に取り入れることで、健康維持に役立ちます。
はちみつの保存方法
はちみつの保存方法は、品質を保つために非常に重要です。直射日光を避け、常温で保存するのが基本です。高温多湿の場所は避け、涼しい場所で保管しましょう。
冷蔵庫で保存すると結晶化が早まる場合がありますが、品質には問題ありません。
開封後はなるべく早く使い切るようにしましょう。適切な保存方法を守れば、長期間美味しく食べることができます。
まとめ|スーパーではちみつは調味料コーナーで買える!本物を選んで健康生活を
スーパーではちみつは主に調味料コーナーに配置されていますが、店舗によってはパン売り場や健康食品コーナーにある場合もあります。本物の純粋はちみつを選ぶ際は、「純粋」の表記や原産国、適正価格をチェックすることが大切です。国産はちみつは品質が高い傾向にありますが、輸入品にも優れた商品があります。
はちみつ選びに迷ったら、用途に合わせて花の種類を選んだり、健康効果を考慮したりするとよいでしょう。適切に保存して、毎日の生活に取り入れることで、はちみつの持つ自然の恵みを最大限に活かすことができます。スーパーでお気に入りのはちみつを見つけて、健康的な食生活を送りましょう。